ソフトバンク株式会社
得点チャート
1. 基本情報
- 合計
- 55 / 75 点
- 業界情報
- 配点 3点 2倍 優先度
- 職種情報
- 3点 3倍
- 企業規模
- 5点 3倍
- 沿革・歴史
- 5点 2倍
- 商品やサービスの特徴
- 3点 3倍
- 組織図・組織のありよう
- 3点 2倍
2. ミッション・ビジョン・バリュー
- 合計
- 45 / 45 点
- 価値観・理念
- 5点 3倍
- 安定性
- 5点 3倍
- 成長性・将来性
- 5点 3倍
3. 事業情報・外部評価
- 合計
- 42 / 45 点
- 事業の多様化・多角性
- 5点 3倍
- グローバル性
- 2点 1倍
- 社会貢献
- 5点 2倍
- 顧客情報
- 5点 1倍
- 外部からの客観評価
- 5点 1倍
- 知名度・メディア露出
- 5点 1倍
4. 人的魅力
- 合計
- 62 / 70 点
- 経営者
- 3点 3倍
- 仲間の雰囲気・優秀さ
- 5点 3倍
- 同じ境遇、同じ考えの
社員 - 5点 3倍
- 活気・明るさ
- 5点 3倍
- 人事担当者からの
メッセージ - 4点 2倍
5. 働き方・制度
- 合計
- 82 / 105点
- 若手が活躍しているさま
- 5点 3倍
- キャリアパス
- 3点 3倍
- 福利厚生
- 4点 3倍
- 研修制度・成長支援
- 3点 3倍
- 人事制度・育成方針
- 4点 1倍
- 社外活動・社内交流
- 4点 3倍
- 職場環境
- 5点 3倍
- 知的資産・設備
- 3点 2倍
6. 採用情報
- 合計
- 45 / 55 点
- 選考フロー
- 5点 3倍
- 求める人物像
- 3点 3倍
- 募集要項
- 5点 3倍
- 採用イベント
- 3点 2倍
7. 表現
- 合計
- 33 / 35 点
- デザイン
- 5点 2倍
- 写真
- 5点 2倍
- 動画
- 5点 1倍
- メッセージ
- 4点 2倍
8. 使いやすさ・わかりやすさ
- 合計
- 58 / 75 点
- FAQ
- 5点 2倍
- ユーザビリティ
- 3点 3倍
- 専門用語の不使用
- 3点 1倍
- 学生目線
- 4点 2倍
- スマートフォン・
タブレットへの対応 - 5点 3倍
- ターゲット分類
- 5点 1倍
- 完結性
- 4点 2倍
総評
「ソフトバンクバリュー」という考え方が散りばめられているため、企業の価値観がよく理解できるサイトです。プロジェクト紹介では学生に期待感を与え、社員紹介では自由な社風を伝えるなど、打ち出したいイメージを伝えられているほか、ブランディングにつながる効果もあります。価値観ベースのコンテンツが多く、学生の興味・関心を喚起する役割は果たしていますが、マイナスイメージの情報はほぼないため、実務の大変さや地道さなど、RJP効果をねらうコンテンツを一部追加するとよいでしょう。企業イメージは学生の理想からやや乖離しますが、入社後のギャップを生まないためには必要です。
ターゲット学生への
直感的訴求性
TOPページの写真と大きなメッセージが、企業が目指す到達点の高さを、学生に対して効果的に伝えています。Pepparや犬のお父さん、孫社長など、ひと目でソフトバンクの採用サイトであるとわかる写真も、企業のブランディングに役立っています。また、数秒ごとに切り替わる写真・メッセージも、学生の期待感を高めています。下層ページはコンテンツが充実していますが、一部TOPページとのギャップを感じます。読み進めるとそこまでの違和感はありませんが、「学生向け」という観点でいえば改善すべきでしょう。ブランディングが第一目的にならないよう、注意が必要です。
採用母集団の育成・コントロール
価値観が前面に打ち出された、採用したい学生の層が一見して理解できるサイトです。事業紹介のページが設けられていないことからも、ある程度企業を理解した学生に訪れてほしいというねらいがうかがえます。ただしスクリーニング効果が強いため、得たい情報を満足に得られなかった学生から、やや不親切なサイトと捉えられる恐れも。打ち出す価値観はそのまま、専門用語の解説など、就活初期の学生向けコンテンツを随所に追加するとよいでしょう。また、事業が幅広く展開されている分、学生が働く姿をイメージしづらいです。この点は、社員紹介などで補填するとよりよくなります。
ユーザビリティ
サイトマップは充実しており、ページタイトルが学生の欲するコンテンツと一致するため、とても使いやすいです。グローバルナビゲーションでもある程度予想できますが、各ページを開かなければコンテンツを選択できないため、ドロップダウンで表示するなど、TOPページから遷移できるよう整備するとよいでしょう。また、やや外部リンクが多い印象です。良質なコンテンツが多いのは確かですが、コンテンツを使いわける、サイト内での完結性を高めるなどの対策が必要です。「学生目線」の観点でも弱い部分があるため、ターゲットへの就活初期から内定までの導線を、もう一度整理するとよいでしょう。
採用母集団の育成
企業の価値観は大いに伝わりますが、具体的な働き方を想起させるコンテンツがほぼないため、学生の信頼感を高めることができない可能性があります。価値観ベースのコンテンツだけでなく、教育研修やキャリアステップのような、リアルな働き方を紹介するコンテンツを用意し、なおかつ社員の声を交えながら紹介するとよいでしょう。また、社員同士の交流についてもあまり触れられていません。価値観のみに頼った魅力付けになっているため、その他の補填できるコンテンツを増やすとよいでしょう。
2018年採用への対応
近年、通信業界はますます規模を拡大させています。事業の社会性が高いこともあり、学生からの人気も高まっています。採用母集団が多いため、スクリーニング効果の高いサイトを所有していることは採用戦略上プラスに働きますが、事業内容がわかりにくいという点ではマイナスにも働きます。すべての学生がお客様になり得ることを考慮し、「閉じすぎたサイト」にならないよう心がける必要があるでしょう。「ソフトバンクバリュー」は非常に魅力的ですが、価値観以外にも魅力となるポイントが複数あるはずなので、ほかの訴求軸でコンテンツを用意するとよいでしょう。