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採用サイトランキング2017 ranking

得点チャート
得点チャート

1. 基本情報

合計
66 / 75 点
業界情報
配点 5点 2倍 優先度
職種情報
5点 3倍
企業規模
5点 3倍
沿革・歴史
3点 2倍
商品やサービスの特徴
4点 3倍
組織図・組織のありよう
4点 2倍

2. ミッション・ビジョン・バリュー

合計
42 / 45 点
価値観・理念
4点 3倍
安定性
5点 3倍
成長性・将来性
5点 3倍

3. 事業情報・外部評価

合計
39 / 45 点
事業の多様化・多角性
5点 3倍
グローバル性
3点 1倍
社会貢献
5点 2倍
顧客情報
4点 1倍
外部からの客観評価
4点 1倍
知名度・メディア露出
3点 1倍

4. 人的魅力

合計
45 / 70 点
経営者
0点 3倍
仲間の雰囲気・優秀さ
5点 3倍
同じ境遇、同じ考えの
社員
4点 3倍
活気・明るさ
4点 3倍
人事担当者からの
メッセージ
3点 2倍

5. 働き方・制度

合計
88 / 105点
若手が活躍しているさま
5点 3倍
キャリアパス
5点 3倍
福利厚生
4点 3倍
研修制度・成長支援
5点 3倍
人事制度・育成方針
5点 1倍
社外活動・社内交流
3点 3倍
職場環境
3点 3倍
知的資産・設備
4点 2倍

6. 採用情報

合計
49 / 55 点
選考フロー
5点 3倍
求める人物像
3点 3倍
募集要項
5点 3倍
採用イベント
5点 2倍

7. 表現

合計
33 / 35 点
デザイン
5点 2倍
写真
4点 2倍
動画
5点 1倍
メッセージ
5点 2倍

8. 使いやすさ・わかりやすさ

合計
66 / 75 点
FAQ
5点 2倍
ユーザビリティ
5点 3倍
専門用語の不使用
3点 1倍
学生目線
4点 2倍
スマートフォン・
タブレットへの対応
5点 3倍
ターゲット分類
5点 1倍
完結性
5点 2倍

総評

採用サイトに必要とされるコンテンツが一通り網羅されているよいサイトです。情報量が多くWebセミナーなどのコンテンツがあることで、学生が何度も訪れるたびに企業についての理解が深まるサイトとなっています。サイト全体で統一されたメッセージ性が保たれており、企業の採用に対する考え方が伝わります。さらに、学生自身がサイトを見ることで企業への向き・不向きを判断できるため、採用ターゲットから外れる学生は自然と離脱する構成となっています。ターゲット学生へアプローチすると同時に、志望度の低い学生をスクリーニングできる戦略的なサイトです。

ターゲット学生への
直感的訴求性

TOPページからコンテンツが多数並ぶことで、情報の多さが伝わり見応えのあるサイトであることがうかがえます。下層ページに入ってもコンテンツが細分化されていて、学生が求める情報を網羅して用意してあります。やや堅い印象を受けるサイトですが、会社のカラーもきちんと打ち出されているため、企業に対する学生の期待やイメージを裏切りません。TOPページのメッセージから企業の壮大なスケール感が読み取れ、「Special」の「Real Voice」では社員の親しみやすさなどが感じられます。各所に違った魅力があり、志向の異なるターゲット学生を包括して取り込めるよいコンテンツ配置です。

採用母集団の育成・コントロール

サイトの第一印象を堅いイメージにすることや、文字量を多く、かつ専門的なコンテンツを掲載することで、志望度の低い学生のスクリーニングに成功しています。志望度が高くはなくてもターゲット層になり得る「よい」学生を取りこぼさないように、業界知識のない学生向けのコンテンツや、社員のプライベートを紹介するコンテンツがバランスよく配置されています。ただし、企業を「理解」するためのコンテンツが多く、「志望度を高める」ためのコンテンツがやや弱め。写真・画像を工夫する、社員に語らせるなど、テキストに頼らない見せ方ができるとより効果的です。

ユーザビリティ

サイトマップとローカルナビゲーションが設置されているので、必要とする情報がどこに格納されているか探しやすく、全体としてよくまとめられたサイトとなっています。一部、セミナー情報内に金融業界や証券業界を知るページが埋もれているために、就活初期の学生には見つけづらく、もったいないと感じる部分がありました。また、ページ上部に手動で戻らないと次のコンテンツを選択できない点は手間に感じる学生が多いのではないでしょうか。良質な情報を多数そろえているサイトなので、より使いやすくなるよう、サイト内検索などの機能を用意してもよいかもしれません。

採用母集団の育成

サイト上で企業を理解するための情報が網羅されており、さらにWebセミナーも用意されているので、会社説明会などに気軽に参加しにくい地方学生にとってはありがたいサイトといえるでしょう。女性向けコンテンツ、教育・研修の制度など、学生が不安に思うことを払拭するコンテンツが掲載されているので、情報の不透明性によって学生を取りこぼすことはないでしょう。写真や図も多いので、学生にとっては理解が進みやすい構成です。文字とのバランスもよく、どのページでも情報が多すぎる・少なすぎるというストレスなく回遊することができるつくりになっています。

2018年採用への対応

2016年も株式市場の堅調な推移が期待できるため、来年以降から安定志向の学生が訪れる可能性が高くなります。教育研修や人事制度は既に充実していますが、制度使用例、社員の声などを追加してもよいでしょう。理念や価値観などの部分は、競合との差別化がやや不十分。大手2社との差別化はもちろん、商社との違いを打ち出したり、業界で目指す位置や、どんな考えでその目標を実現したいと考えているのかを記載したりするとよいでしょう。TOPページのメッセージから下層ページまで、企業の価値観をベースとしたページに一貫性をもたせるとよりまとまりが担保されます。

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