1. 企業の良・強・差異性
- グローバル性
- 5
- 社会貢献
- 10
- 顧客情報・優良顧客の多さ
- 10
- 職場環境
- 12
- 知的資産や設備
- 15
- 事業の多角化・多様性
- 15
- 外部からの顧客評価
- 8
- 知名度・メディア露出
- -
合計 75 /85点
2. 人的魅力
- 経営者
- -
- 雰囲気・優秀さ
- 15
- 同じ境遇・考え
- 15
- 活気・明るさ
- 15
- 人事担当者メッセージ
- 6
合計 51 /70点
3. キャリアイメージ
- 若手活躍
- 15
- ダイバーシティ
- 10
- 職種・責任の多様性
- 10
- 活躍イメージ
- 15
合計 50 /50点
4. 採用情報
- 選考フロー
- 10
- 求める人物象
- 15
- 待遇・要項・転勤
- 10
- 福利厚生
- 9
- 研修制度
- 15
- 人事制度と育成方針
- 15
- 採用イベント情報
- 6
合計 80 /90点
5. 基本情報
- 業界情報
- 10
- 職種情報
- 15
- 沿革・歴史
- 4
- 企業規模
- 15
- 商品やサービス特徴
- 15
- 組織図・組織のありよう
- 10
合計 69 /75点
6. ビジョン・ミッション
- 価値観
- 15
- 安定性
- 15
- 成長性
- 10
合計 40 /35点
7. 使用性、わかりやすさ
- FAQ
- 10
- ユーザビリティ
- 12
- 専門用語の不使用、解説
- 10
- 学生目線
- 10
- スマホ・タブレット対応
- -
合計 42 /55点
8. 表現・メッセージ性
- デザイン
- 10
- 写真
- 15
- 動画
- 2
- メッセージ
- 6
合計 33 /40点
総評
採用サイトに必要とされる要素はほぼ網羅できています。Webセミナーなどの動画コンテンツも充実しているため、遠方の学生にとっても情報格差が生じにくいよう考慮されています。また、RJP的視点は、若手社員の紹介の中で、飛び込み営業での苦労話などが掲載されています。内容も、RJPのそれぞれの効果が期待できる内容構成になっています。企業の採用戦略におけるサイトの位置付けが明確化されているといえるでしょう。
ターゲット学生への
直感的訴求性
企業が扱う商材のスケールの大きさ、歴史、創造性がダイナミックな画面使いから表現されています。多少手間に感じる操作も見受けられますが、向上心の強い学生や、金融業界への志望度が高い学生には期待感を与えられるでしょう。その期待感を裏切ることのない、コンテンツの作り込み具合、こだわりの強さが、学生のマインドシェアをより高めています。
ターゲット学生含有率の
コントロール
職種別部門紹介のコンテンツは、業界用語の理解を前提とした内容で構成されています。このことから、業界セミナーなどで母集団の量を集めた後、質の向上を戦略的に行っていることがわかります。学生への広く開かれた情報と、RJPを意図したターゲット層に向けた情報の使い分けを行うことによって、学生の質向上だけでなく、入社後の早期離職防止や企業理解を促進をさせることができます。
ユーザビリティ
コンテンツやデザインへのこだわりの強さからか、操作性に欠ける点が見受けられます。しかし、多少手間を感じさせる作業でも、利用者の負担を最小限にしようという工夫は感じられ、心象は悪くなりません。情報量においても十分な上、学生向けに情報を再構築したものを、さらに訴求性を高めたものとして昇華し、コンテンツ化にしているため、学生からの支持は得られるでしょう。
採用母集団の育成
金融業界を志望する学生にとって、非常に有益なコンテンツが充実しています。幅広い専門性を求められるフィールドだからこそ、「証券」にとらわれない金融業界全般の知識が必要になります。セミナーへの誘導も最適化されており、学生との接点を重要視していることが覗えます。母集団全体のボトムアップが図られ、学生が求めている情報をよく整理し展開されていることから、「学生目線の企業」というイメージアップにも繋がります。
2016年採用への対応
16採用に特化せずとも、戦略に沿った構成、質、ターゲティングができていることから、理想的な採用サイトといえます。業界特有の、実力主義ベースで冷たいという印象も、人材の魅力を巧みに表現し、働き方、仲間についての言及を合わせて行う事で払拭できています。学生には、魅力的な人材とともに自身が企業で働くことをリアルにイメージ出来るでしょう。一つ残念なのは、動画コンテンツのレベルがバラバラな点です。高いレベル似あわせて統一を図ることが必要でしょう。